「社員が生成AIを使い始めているが、何をどこまで使ってよいか決めていない」
「取引先から、AIの利用状況やセキュリティについて聞かれるようになった」
「AIで営業資料やSNS投稿を効率化したいが、トラブルが怖くて踏み込めない」
こうしたお悩みをお持ちの経営者の方に向けたコラムです。
結論から申し上げます。AIのルールは、国や大手IT企業が決めてくれるのを待っていても整いません。自社で「AIの使い方ルール」を先に持つ会社が、取引先から信頼され、選ばれる時代に入っています。
ニュースの要点:米AI大手6社の合意は「罰則なし」
2026年9月29日、アンソロピックやオープンAIなど米国の主要AI企業6社が、トランプ大統領とAIの安全確保策で合意したと報じられました。内容は、社内の統制、監視組織、外部監査人による評価、全体を監督する独立委員会の4本柱です。
ただし法的義務や罰則はなく、あくまで自主規制です。さらに6社の間でも、開発減速や政府規制に賛成する企業と、新たな規制は不要とする企業とで姿勢が割れています。
つまり、AIの安全なルールは世界的にもまだ固まっていません。そしてこの合意が対象にしているのは「AIを作る側」であり、「AIを使う側」である一般企業の事故を防ぐものではありません。
経営への影響:「AIをどう扱っているか」が取引条件になる
ルールが定まらない状況では、取引先は自衛のために、発注先や協力会社のAIの扱いを確認するようになります。大手企業や自治体との取引では、セキュリティチェックシートにAI利用の項目が加わる流れも出てきています。
特に、取引先を通じて一般消費者と接するBtoBtoC型の事業では影響が大きくなります。お客様の個人情報を一度でも生成AIに不用意に入力すれば、自社だけでなく元請けの信用も傷つけ、契約見直しにつながりかねません。
一方で、ここにはチャンスもあります。「AIを安全に使う体制がある」と文書で説明できる中小企業は、まだ多くありません。先に整えた会社ほど、営業・採用・Web発信のすべてで一歩リードできます。
中小企業によくある3つのつまずき
- 社員任せの「野良AI」:誰がどのAIツールを、どのアカウントで使っているか経営者が把握していない。顧客名簿や見積書がそのまま入力されているケースもあります。
- AIの出力をそのまま社外へ:AIが作った提案書、Web記事、SNS投稿、求人原稿を事実確認なしで公開し、誤情報や不適切な表現が残ってしまう。
- 「禁止」か「放置」の二択:リスクを恐れて全面禁止にし、競合に生産性で差をつけられる。あるいは何も決めずに放置し、事故が起きてから慌てる。
どれも、AIそのものではなく「使い方のルールがない」ことが原因です。
LAPUPのご支援:ルールづくりから「売上につながる活用」まで
LAPUPは、経営・人事採用・Webの3領域を一体で支援してきたコンサルティング会社です。AIについても、ルールを作って終わりではなく、営業・採用・Web導線で成果が出る使い方までを設計します。
| ご支援内容 | 具体的に行うこと | 経営にとっての効果 |
|---|---|---|
| AI利用状況の診断 | 社内で使われているツール、入力されている情報、社外に出ている成果物を洗い出す | 見えていなかったリスクを把握できる |
| AI運用ルールの策定 | 入力禁止情報、利用ツール、公開前チェック、責任者を、A4数枚の実務ルールにまとめる | 取引先に説明できる体制が整う |
| 営業での活用設計 | 提案書、営業メール、商談準備へのAI活用手順を設計する | 営業工数を減らし、提案の質をそろえる |
| 採用での活用設計 | 求人原稿、スカウト文、面接準備への活用と表現チェックの仕組みを整える | 採用広報の量と質を両立する |
| Web・SNSでの活用設計 | 記事・SNS投稿の制作フローと、AI検索時代を見据えた情報発信を設計する | 問い合わせにつながる導線を強化する |
「禁止」でも「放置」でもなく、安全に使いながら成果を出す。そのための仕組みを、御社の業務に合わせて一緒に作ります。
ご支援の流れ
- ご相談・ヒアリング:現在のAI利用状況と、営業・採用・Webの課題をお伺いします。
- 現状診断:社内のAI利用とリスクを洗い出し、優先して手を打つべき点を整理します。
- ルール策定・活用設計:運用ルールと、部門ごとの活用手順をまとめます。
- 社内展開・定着支援:社員向けの説明と運用開始をサポートし、定期的に見直します。
まとめ:AIは「使い方」で差がつく
世界の大手AI企業ですら、ルールのあり方で意見が割れています。だからこそ、外のルールを待つのではなく、自社の使い方を先に決めた会社が信頼を得ます。
「うちの会社でもAIを安全に使いたい」「営業や採用にAIをどう活かせばよいか知りたい」とお考えの経営者の方は、まずは現状をお聞かせください。御社の業務に合わせた進め方をご提案します。
お問い合わせ:LAPUP株式会社 cs@lap-up.com
※本コラムのニュース部分は、2026年10月1日付の新聞報道をもとに当社が要約したものです。

